北海道沿岸 サケ・マス釣り禁止!?
北海道漁協組合長会議が16日、札幌市内で開かれ、漁業経営の安定・強化に向けた取り組みなど決議案4本を採択し、国や道の支援を求めた。漁場の安全確保と水産資源の適正利用を目指す決議では、遊漁船・プレジャーボートによる事故や漁具被害の防止などを図ろうと、遊漁に関わるルール策定を初めて盛り込んだ。
遊漁などに関する決議では《1》沖合・沿岸域でのサケ・マス釣りの全面禁止措置を含むルールを早急に設ける《2》魚やごみの投棄に対する罰則強化《3》事故時に救助に対応する漁業者の負担軽減の制度創設―を目指すことを掲げた。オホーツク海沿岸での秋サケ釣りで小型ゴムボートの事故が起きたほか、漁船との事故や漁具被害が懸念され、各地でごみ投棄を含むトラブルが目立つことが背景にある。
https://www.hokkaidonp.co.jp/sp/amp/article/694489
沖合、沿岸域でのサケ・マス釣り禁止案。
海岸ではなく沿岸ということは、湖、河川沿岸も含まれる。これらをどう規制するのか?
まあ、主にシロサケ、サクラマスの事を言っていると思うが、サケ・マスと言うとアメマス、ニジマス、イトウ、イワナ、ヤマメなども含まれる。
追記:漁連規則における ます とはサクラマス、カラフトマス、紅鮭、銀マス、ますのすけ だそうです。
しかしながら全面禁止措置の範囲が、内水面ルールと同等であれば、海イトウ、海アメ狙いもできなくなってしまう。
沿岸と言うと範囲がとてつもなく広いのだが、ご存じの通り、釣りは観光産業との繋がりが深く、他県からのアングラーも多い。水産資源だけではなく観光資源としても捉え、道全体の将来を見据えた結果となる事を期待したい。
以前から発信しているが、ライセンス制の導入はいつになるのか。モデルはあるのだから。その日は近いかもしれない。
ゴミ投棄、魚投棄の罰則強化
はもっと早くすべき。因みに心のない漁師さんも岸壁に魚投げたり、海にゴミ捨てたりしてるの見たことあるけど、罰則強化でお互い見つけたら通報。両成敗。
遊漁船だったりプレジャーボートは道に許可とって運営、さらに船舶免許取得者なんだから、小型ゴムボートの規制も併せて遊漁船等に対する指導強化が必要なのでは。
かつてのニシン漁が衰退し、江差町で100年ぶりの群来だとニュースになった事は記憶に新しいが、サケ・マス漁も衰退し、50年後、100年後にサケが戻ってきたとニュースになっているかもしれない。